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抗ガン剤の値段と家族の有り難みについて

以前のエントリでも書いたが、
今現在俺はアービタックス+トポテシン(カンプト)という抗ガン剤をほぼ毎週投与している。
まあこの「ほぼ」っちゅうのが体調に合わせてっつう感じなので、
例えばついこの間のように極めて重篤な副作用かなんかが起きて入院しちゃったり、
熱がすげえ勢いで高かったりしたら投与すんのを休んだりしてるわけだが、
アービタックスの推奨投与間隔は毎週なので、
まあほぼ毎週投与っちゅう感じで間違いはない。

で、このアービタックスという薬が中々ミソで、去年認可が下りた新薬なのだが、
抗ガン剤にして初めて「特殊な特性を持つガン細胞を狙い撃ちに出来る」薬となっている。
つまり簡単に説明すると、今までの抗ガン剤は、
「ガン細胞も含めた周りの部分も攻撃」しちゃってたから、
それにより正常な細胞もどんどん崩れてしまっていた訳だが、
このアービタックスという薬は、「ガン細胞のみ」を狙い撃ちに出来るわけで、
余命幾ばくも無い絶望的な状況にある俺にもまあ一抹の希望があるっちゃあるわけだ。
であるからして発疹以外の副作用はあんま無いとか医者は軽めに言うが、
前も書いたがその実結構副作用は当たり前だがキツイ。
多分アービタックス自体の副作用はあんまたいした事が無く、
一緒に投与しているトポテシンの方の副作用がキツイんだと俺は勝手に思っている。

で、一般的なイメージで容易にご想像頂ける通りであるが、
この「抗ガン剤」の値段であるが、これがまたびっくらこく位に高い。
この写真は、俺が2日前の抗ガン剤投与の際使用した点滴を撮ってきたもんだが、


029.jpg

この画像を見て、全容量500mlの点滴の中に、
400mgのアービタックスと生理食塩水100mlを混ぜたものが用いられている事が分かる。
生食自体は全然そんな高いものでもないというか、ぶっちゃけただの水だが、
このアービタックスという薬、なんとビックリすることに、
100mg辺り35,894円もしやがるという糞ふざけた値段もする薬だ。
http://www.bms.co.jp/news/2008/0919.html
およそ36000円があれば何が出来るか。分かりやすく説明するならPS3が買えてしまう。
36000円あればデジタル一眼レフのnikonD40も買えるし、iPod touchの16GBも買えてしまう。
それを400mgだから、アービタックスだけで週に144,000円も掛かっているという計算になる。
勿論この数字はアービタックスだけなので、他にカンプトという薬も併せて投与してる訳だが、



031.jpg

このカンプト40mgという薬はぶっちゃけ9000円くらいなのでそれほど問題ではない。

で、144,000 + 9,000 = 153,000 という途方もない薬代を毎週払わなくてはならず、
これを仮に月3回投与(アービタックスの場合、3週連続投与で1週休みが一般的)となると、
459,000円も毎月毎月毎月毎月抗ガン剤代に必要な訳だが、
普通の人の場合、医療費は3割負担なので、153,000円が毎月必要な訳だ。
で、当たり前だがこんな15万なんていう糞ふざけた金を毎月病院に支払っていては、
俺んちがすぐ破産してとてもじゃねえが医療費が支払えなくなってしまう。
俺んちがすぐ破産してしまう訳だが、そんな貧乏一家を救う為、
「高額医療制度」なる医療費の負担を超絶軽くする制度が有り難い事に日本にはあるのだ。

この高額医療制度、詳しく説明するのは面倒臭いので端折るが、
要は「所得に応じて毎月支払わなければならない医療費が決められる」制度だ。
情けない事に、今の俺はとてもじゃないが職につける状況ではなく、
それどころか今となってはバイトすら禁止されてしまっているので、
この年になってもいまだに親父の被扶養者となっている。
親父の会社の組合保険様がこらまた神掛かっており、
親父の所得に応じて医療費が決まる為、所得が幾らかは流石にこの場では言えないが、
「家計に負担があんま掛からない最低限の価格」で毎月抑えられている。
これは親父が会社ではそれなりのポストに居るとか関係あるのか知らないが、
まあ、極めて近い直系の身内にちゃんと働いてくれてる人が居れば、
ガンになっても極めて高い値段の金が毎月必要にならずに済むよと。そう言いたいわけだ。

でも、頼れる身内なんか一切おらず、人知れずガンになったとする。
分かりやすく説明するなら「こどものじかん」というマンガがそれなりに参考になるが、
身内に職に就いている人がおらず、組合保険にもちゃんと入ってなかったりしたら、
俺にはよく分からんが絶望するしか無いんじゃねーかなーと思う。
思う訳だが、こどものじかん作中に、
「母親の1ヶ月の抗ガン剤代で子供が半年生きられる」みたいな記述が合ったはずだが、
流石にこんな馬鹿な話はぶっちゃけ今の日本では有り得ない。
日本っちゅう国は無駄に生きたジジババには厳しいが、ホントに酷い病人には優しいので、
国民健康保険証を持ってさえいればガンなら間違い無く高額医療制度が適用されると思う。
あくまでも「と思う」であり、素人知識でよく分からんので抗議とかは無しにして貰いたいが、
まあ分かりやすくいうなら、「ガンになってもそんなに高い金は必要無いよ」と。
そう言いたいわけなのである。

「病気になったら家族のありがたみがひしひしと分かる」とかよく言うが、
正に今現在の僕はその状況にあるわけで、もう死別してしまった人はどうしようもないが、
まだ親が健在なら、画面前の読者もいつ俺のような事になるのか予想もつかないので、
普段から家族を大事にしといたほうが良いヨと。
入院したら何よりも嬉しいのが家族の面会だヨと。
感謝の気持ちを忘れてはならないヨと。そう言いたいわけですね。

というわけで次回は、いよいよ「ガンが進行したらどうなるのか」
というとても重要なポイントを、俺の場合を踏まえて紹介しようと思う。
マジで死ぬほど参考になるこのブログ、次回更新をお楽しみに。

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